« 『ガラスの使徒』 金守珍監督インタビュー【1】 | トップページ | 『ホテル・ルワンダ』日本公開を応援する会 原秀策氏より »

『ホテル・ルワンダ』日本公開を応援する会 水木雄太氏より

rwanda2月25日(土)より名演小劇場で公開予定の『ホテル・ルワンダ』(テリー・ジョージ監督 2004年)。1994年、アフリカのルワンダで実際におきた民族間の諍いが大虐殺に発展し、100日で100万もの罪なき人々が虐殺された。アメリカ、ヨーロッパ、そして国連までもが黙殺する中、高級ホテルに勤めるひとりの男性・ポール・サバギナが1200人を救う。この実話を映画化したのが、『ホテル・ルワンダ』である。


アカデミー賞主要3部門ノミネート作品である本作は、2004年にアメリカで劇場公開されるとまたたく間に評判になり2,300館もの劇場に拡大公開される。しかし、アメリカで大ヒットを記録した『ホテル・ルワンダ』は、日本公開のめどはたっていなかった・・・。


そんな本作を『日本の映画館でも観たい!』との熱い要望から、『ホテル・ルワンダ』日本公開を求める会(現:『ホテル・ルワンダ』日本公開を応援する会)が2005年に発足。署名活動を全国で展開し、約5000通もの署名を集めた。そして、ついに2006年、『ホテル・ルワンダ』の日本公開を実現させた!


今回は特別に、『ホテル・ルワンダ』日本公開を求める会(現:日本公開を応援する会)代表であり、『ホテル・ルワンダ』配給会社・メディア・スーツに勤務中の水木雄太氏から、名演小劇場のためにメッセージを書いてもらった。




『ホテル・ルワンダ』

本作はこの半年間に日本で様々な形で語られることになりました。幻のお蔵入り作品、上映嘆願運動の話題作、衝撃作、感動作、そして大ヒット作。


『ホテル・ルワンダ』の舞台となるのはアフリカの小国、ルワンダ。たった3ヶ月で100万が虐殺された94年の民族紛争のなか、主人公のホテル支配人は、1000人超える市民を自分のホテルに匿いその命を救います。事実に基づくこの作品は昨年のアカデミー賞でも話題となり、日本の映画ファンにとっても注目作品の一つでしたが、当初日本公開の予定がありませんでした。理由は幾つかありましたが、その一つが「有名スターも出ておらず、アフリカの民族紛争を描いた映画にはお客さんは集まらないだろう」として配給先が決まらなかったからです。


そこで僕ら映画ファンはネットで有志を募り、‘上映嘆願署名運動’を展開し、3ヶ月で4595名の方の署名を集めました。そしてそれが実り2006年の日本公開が決まりました。署名運動では全国各地から熱い声援を頂きました。ご協力くださった皆さん、本当にありがとうございました!


公開直前、ある雑誌でこんな言葉がありました。「奇跡の物語を描いたこの作品は、日本の劇場にも奇跡を起こせるだろうか?」


‘ヒットが見込めないから’と未公開の危機にあった『ホテル・ルワンダ』は、今や大ヒット作となり、全国へその波を広げ始めています。正直ここまでの注目を集めるとは思ってもいませんでしたが、やはり ‘映画としての力強さ’が原動力なのだと思います。


家族を愛する父親の心、ホテルマンやジャーナリストの過酷な状況でも任務を全うしようとする想い、役者の素晴らしい演技、一度聞いたら耳から離れない音楽・・・『ホテル・ルワンダ』には映画ファンの心を捉えて離さない数々の魅力が詰まっています。是非皆さんも名演小劇場にて、まずはこの‘奇跡の目撃者’になってください!


水木 雄太 『ホテル・ルワンダ』日本公開を求める会(現:応援する会)代表




mizuki 水木 雄太(みずきゆうた)氏DATA:


1979年富山生まれ、東京在住。『ホテル・ルワンダ』日本公開を求める会(現、~応援する会)代表。もともと映画好きであったこと、ルワンダへの旅行経験がきっかけで‘~求める会’発足から参加。今回の公開運動が縁で先日より配給元の会社に勤務することに。



明日は、『ホテル・ルワンダ』日本公開を求める会(現、~応援する会) 名古屋代表の原秀策氏からのメッセージを紹介します!どうぞお楽しみに!



関連リンク:

『ホテル・ルワンダ』 公式サイト

『ホテル・ルワンダ』日本公開を応援する会 公式サイト



文責:ホームページチーム・レイチェル

« 『ガラスの使徒』 金守珍監督インタビュー【1】 | トップページ | 『ホテル・ルワンダ』日本公開を応援する会 原秀策氏より »

ホテル・ルワンダ」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。