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『カルロス・サウラ監督特集』~イベリア、サロメ、タンゴ

名演小劇場では、4月15日(土)よりカルロス・サウラ監督特集として、最新作『イベリア 魂のフラメンコ』を始め、『サロメ』2000年)や『タンゴ』(1998年)の2作品も上映します。『サロメ』『タンゴ』については当日料金が、一般・学生1,300円、シニアが1,100円となります。名演小劇場会員の方は、会員料金でご覧いただけます。どうぞこの機会にカルロス・サウラ監督の作品に触れてください!



Iberia 『イベリア 魂のフラメンコ』


監督・脚本 カルロス・サウラ
出演 サラ・バラス アイーダ・ゴメス アントニオ・カナーレス
イサーク・アルベニス 組曲「イベリア」誕生100周年記念作品。


スペインの作曲家、イサーク・アルベニスの組曲からイメージを得た『イベリア 魂のフラメンコ』は、フラメンコ、クラシック音楽、バレエ、現代舞踊、ジャズなどを織り交ぜながら、これらの息をのむような規律、技術、そしてほとばしる官能と情熱が一体となった独創的で贅沢を極めた作品にしあがっている。
スペインの才能をかつてない顔合わせで集め、表現者一人一人の最高の才能を引き出すだけでなく、新たな高みにまで引き上げた。サウラ監督の発想による芸術的デザインは、シンプルでありながら豊かで、映画としては初めて、ライブのビデオ・プロジェクションとクリエイティブな照明と撮影を調和させており、劇的な効果を与えている。リハーサルと準備シーンの撮影が実は、サウラ監督の一番のお気に入りで、間奏曲のような役割を果たしていることも見逃せない。




Sarome1 『サロメ』


脚本・演出・監督 カルロス・サウラ
出演 アイーダ・ゴメス ペレ・アルキリュエ ハビエル・トカ
2002年 モントリオール映画祭 芸術貢献賞受賞


ガリラヤの領主である義父ヘデロ王の心を、その怪しい美しさで奪ってはなさない王女サロメ。ヘデロは、自身の誕生祝の宴でサロメの踊りを所望する。しかし、サロメはいかなる褒美を与えるといわれても、首を縦にふろうとしない。彼女の心は、洗礼者ヨハネだけに向けられていたのだ。
幻想の怪奇と文章の豊穣さで知られる世紀末文学の傑作「サロメ」がフラメンコとバレエの華麗なる融合によって今、蘇る。




Tango 『タンゴ』


脚本・監督 カルロス・サウラ
出演 ミゲル・アンヘル・ソラ セシリア・ナロバ
1998年 第51回カンヌ国際映画祭行動技術委員会技術グランプリ受賞


ブエノスアイレスでタンゴの撮影をしようとしている映画監督と、若くて美しいダンサーの危険な恋が官能的なタンゴの調べに乗せて、可憐に描かれていく。あらゆる沈黙を排除し、ほとばしる音楽の本流、官能的な出だしのステップ。ダンサーの顔に浮かぶ謎めいた表情。主役に抜擢されたダンサーを見つめるベテラン・ダンサーの嫉妬。タンゴに魅せられた監督の妄想と、創作過程は目も眩むほど美しく輝いて私達を魅了して離さない。



Karurosu カルロス・サウラ 監督DATA:

1932年スペインのウエスカ生まれ。18歳でカメラマンとしてスタート。その後、52~63年、マドリードの映画研究所に最初は学生として、次に教師として通う。その間、兄アントニオについてのドキュメンタリーを含む数本の短編を撮る。

80年代以降、音楽に触発された一連の作品を発表。アントニオ・ガデスの振り付け・主演による『血の婚礼』(81年)『カルメン』(83年)、マヌエル・デ・ファリャの音楽による『恋は魔術師』(86年)、スペインの古典的なオペレッタを脚色した『歌姫カルメーラ』(90年)、そして『フラメンコ』(95年)、『タンゴ』(98年)などを手がける。

また、『従妹アンヘリカ』(74年)『カラスの飼育』(76年)でカンヌ映画祭審査員特別賞、『急げ、急げ』(81年)でベルリン映画祭金熊賞、『ママは百歳』(79年)『カルメン』(83年)、『恋は魔術師』(85年)、『タンゴ』(98年)でアカデミー賞最優秀外国語映画賞ノミネートなど、40年以上にわたるキャリアの中で、ほとんどの作品が受賞の栄誉に輝いている。常に斬新な映像で映画表現の新たな可能性を切り開くスペイン映画の巨匠である。



関連リンク:『イベリア 魂のフラメンコ』 公式サイト



文責:ホームページチーム・レイチェル

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