映画『ランジェ公爵夫人』公開記念セミナー <バルザックの生涯と作品>
第4回シネサロン・セミナー開催のお知らせです。映画『ランジェ公爵夫人 Ne touchez pas la hache』の公開記念セミナーに、愛知県立大学外国語学部フランス語学科准教授の原潮巳氏をお迎えします。テーマは「バルザックの生涯と作品」について。開催日時は、5月24日(土)の午後1時15分~3時15分まで。場所はホテルコムズ名古屋(旧 三井アーバンホテル名古屋)2F会議室となります。先着60名様、参加費は無料です!「人間喜劇」「ゴリオ爺さん」「谷間の百合」「ランジェ公爵夫人」などの文豪バルザックは1799年に生まれ1850年にこの世を去りました。1999年に生誕200年記念として、西暦2000年は没後150年となり、さまざまな研究所がだされ、イベントなども行われました。さて、この文豪について一体どんなお話が聞けるのでしょう?どうぞご期待ください!
(申し込み方法等、セミナー詳細については、本文一番下に概要を掲載しています。)
ヌーヴェル・ヴァーグの巨匠リヴェット監督が、文豪バルザックの名作を映画化。19世紀初頭、パリの貴族社会を舞台に、男と女のかなわぬ愛が辿る数奇な運命を描きます。
19世紀パリ。ナポレオン軍の英雄・モンリヴォー将軍は、パリの社交界の花、ランジェ公爵夫人への激しい恋の衝動に駆られる。公爵夫人は、そんな彼に対し、思わせぶりにふるまい、彼の心を翻弄した。そして追い詰められたモンフィヴォーは一転、恋に目覚めた彼女を、徹底的に無視するようになる。拒絶されたと思い込んだ婦人は、失意のうちに世俗社会から離れていく…。文豪バルザックの名作を基に描かれる、不可能の愛に生きる男女の物語。
フランスの人気女優ジェンヌ・バリバールがランジェ公爵夫人を熱演。その艶やかな魅力でモンリヴォーを誘惑します。そして、相手役にモンリヴォーを演じるのはギョーム・ドパルデュー。父親ジェラール・ドパルデューに勝るとも劣らない名演技で、強烈な存在感を放っています。そして、 ジャック・リヴェットは「カイエ・デュ・シネマ」出身の映画監督たちの中で、誰よりも鋭い批評を書き、妥協のない映画を作り続けてきた監督です。過去の作品では、カンヌ国際映画祭のグランプリを受賞した『美しき諍い女』で話題となりました。
第4回 シネサロン・セミナー
映画『ランジェ公爵夫人』公開記念セミナー
「バルザックの生涯と作品」
日時:5月24(土) 午後1時15分~3時15分(受付は15分前より)
場所:ホテルコムズ名古屋(旧 三井アーバンホテル名古屋) 2F会議室
募集人員:先着60名様
参加費:無料
講師:原潮巳准教授(愛知県立大学)
主催:株式会社 名演会館・名演小劇場
お問い合わせ番号:052-931-1701
現在お申し込みを受付中です。残席少ないですので、どうぞご希望の方はお早めに劇場窓口にてお申し込みください。
文責:ホームページチーム・レイチェル
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