映画『落下の王国』公開記念セミナー <旅ドキュメント、世界遺産>
大変お知らせが遅くなり申し訳ありません。主催回数が前後してしまいましたが、第7回シネサロン・セミナー開催のお知らせです。映画『落下の王国』の公開記念セミナーに、「みてやろう!世界遺産」著者の安積誠一氏をお迎えします。テーマは「旅ドキュメント、世界遺産」。開催日時は、10月5日(日)の午後1時15分~3時15分まで。場所はホテルコムズ名古屋(旧 三井アーバンホテル名古屋)2階会議室となります。先着60名様、参加費は無料です。開催間近となっておりますので、聴講希望のお客様はお早めに名演小劇場までご連絡ください。
(申し込み方法等、セミナー詳細については、本文一番下に概要を掲載しています。)
本作の監督ターセムは、2000年にジェニファー・ロペス主演の『ザ・セル』で映画監督としてデビューしています。そして、2作目となる本作『落下の王国』は、『ザ・セル』のビッグ・バジェットとは全く正反対のインディペンデント作品。無名のキャストばかりを起用し、予算は彼本人の自己資金という、超個人的とも言える映画となりました。
CGに頼らず、世界24ヶ国以上の美しいロケーション、そして13もの世界遺産での撮影、ターセム監督がコツコツと作り上げた『落下の王国』は、構想26年、撮影期間4年という歳月をかけて完成されました。彼が「本当に作りたかった映画」と語る本作は、傷ついた青年が、少女とのふれあいの中で、生きる力を取り戻していく感動巨編。2007年のベルリン国際映画祭最優秀長編映画賞(青少年映画部門)、シッチェス・カタロニア国際映画祭の最優秀作品賞を受賞した評価の高い本作『落下の王国』。独特の世界と映像をどうぞシネサロンセミナーと共ご堪能ください。
傷ついたスタントマンの青年がオレンジの樹から落ちた少女と出会った。
それは、落ちて始まる物語。
時は1915年。映画の撮影中、橋から落ちて大怪我を負い、病室のベッドに横たわるスタントマンのロイは、自暴自棄になっていた。そこに現れたのは、木から落ちて腕を骨折し、入院中の5才の少女・アレクサンドリア。
ロイは動けない自分に代わって、自殺するための薬を薬剤室から盗んで来させようと、思いつきの冒険物語を聞かせ始める。それは、愛する者や誇りを失い、深い闇に落ちていた6人の勇者たちが、力を合わせて悪に立ち向かう【愛と復讐の叙事詩】―。
リンゴが木から落ちるのを見て、万有引力を発見したニュートン。屋根から落ちる人のイメージから、相対性理論の着想を得たアインシュタイン。新しい出発の物語は、いつも落ちてから始まるのです…。
名演小劇場
第7回 シネサロン・セミナー
映画『落下の王国』公開記念セミナー
「旅ドキュメント、世界遺産」
日時:10月5(日) 午後1時15分~3時15分(受付は15分前より)
場所:ホテルコムズ名古屋(旧 三井アーバンホテル名古屋) 2階会議室
募集人員:先着60名様
参加費:無料
講師:安積 誠一氏(あさか せいいち氏)
講師は、非鉄金属会社に勤務、関連会社の社長も務めた安積誠一氏。世界遺産を訪れる旅を続け、9年間で30回の海外旅行へ。世界遺産訪問回数は160ヶ所、27編の紀行文を執筆。著書「みてやろう!世界遺産III」は、2008年7月にシリーズ3作目として出版されました。愛知県東郷町在住。
主催:株式会社 名演会館・名演小劇場
お問い合わせ番号:052-931-1701
現在お申し込みを受付中です。どうぞご希望の方はお早めに劇場窓口にてお申し込みください。
関連リンク:
『落下の王国』 公式サイト
文責:ホームページチーム・レイチェル
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