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『Beauty うつくしいもの』片岡孝太郎さん来名キャンペーンレポート【前編】

Beautytirashi_3 2月14日(土)より公開予定の『Beauty うつくしいもの』-名演小劇場開館6周年記念作品の1本です。この作品の主役・半次役で出演されている片岡孝太郎さんが本作のキャンペーンで名古屋へいらっしゃいました。今回はその時にお聞きしたインタビュー内容を前編・後編にわけ紹介します。



舞台となったのは長野県の伊那谷。豊かな自然の残るこの地でのべ3ヶ月に及ぶロケを行った本作は、伊那谷に伝わる村歌舞伎を題材に製作されました。2世紀以上も受け継がれている村歌舞伎の主体になったのは、大鹿歌舞伎(大鹿村)、下條歌舞伎(下條村)、そして中尾歌舞伎(伊那市)の3つです。



ストーリーは…

昭和10年。伊那路村で、初めて村歌舞伎をみた半次は『天竜恋飛沫(てんりゅうこいしぶき)』を踊る雪夫の舞に心を奪われます。雪夫にさそわれ歌舞伎を始めた半次は、ふたりで『新口村(にのくちむら)』を演じ、初舞台で大成功をおさめ、いつしか二人は村の看板役者となっていくのですが…。


歌舞伎を愛した男たちの魂の美しさを壮大なスケールで描いた作品。



『Beauty うつくしいもの』で半次役を演じているのが、S・スピルバーグ監督の『太陽の帝国』で映画デビューした上方歌舞伎の名門、松嶋屋の片岡孝太郎さん。相手役の雪夫役には、同じく松嶋屋の片岡愛之助さん。そして、二人を見守る幼なじみ、歌子役には『夕凪の街 桜の国』などに出演されている麻生久美子さん。なお、二代目片岡秀太郎、十五代目片岡仁左衛門さんも特別出演、なおかつ仁左衛門さんは『Beauty』の題字も手がけられています。



監督は、『イタズ』『オーロラの下で』など人間と自然を描きつづけてきた、信州・伊那谷出身の後藤俊夫さん。音楽は大河ドラマ『巧名が辻』をはじめ数々の映画やドラマ等を手がけてきた作曲家、小六禮次郎さん。さらには、物語のクライマックスで半次が舞う『天竜恋飛沫』は、2003年に芸術選奨文部科学省大臣新人賞を受賞した宗家藤間流の藤間勘十郎さんが監修、振付を担当しました。



Beauty4_2 「映画というものは自分の中で20年前に出演した『太陽の帝国』が最初で最後だと思っていました。」と、まず片岡さんの口から飛び出した言葉は少し意外な内容でした。しかし、「私の祖父である十三代目片岡仁左衛門が大鹿村に何度か足を運んでいるということもあり、彼に由縁のある人に出てほしいということで声をかけてもらいました。正直、同じ歌舞伎でも演じ方の違いなどもあるので不安もあり、どこまでだせるのかという想いもありましたが、脚本を読んでとても素敵な話で涙ぐんでしまったり、祖父との縁で『頑張れよ』と、声をかけられている感じもしたので、お引き受けしました。」と、本作に出演されることになった経緯を教えていただきました。



Beauty11 「撮影の始まる前に、地元を見たい、空気を感じたいとお願いして訪問する機会を設けてもらいました。村長さんや村民の方々が暖かく出迎えてくれ、みなさん歌舞伎が大好きということが伝わってきました。また、祖父が大鹿村にいった際のことも教えてもらい、すごくあついものを感じました。」と撮影前のエピソードもあかしてくれました。



片岡孝太郎さんからお聞きした話の続きは、後編へと続きます。



『Beauty うつくしいもの』は、2月14日(土)より上映予定です。Jyuusandai2 また、同じく名演小劇場開館6周年記念作品として、十三代目片岡仁左衛門さんの84歳から90歳までの舞台や生活などを記録した『歌舞伎役者 十三代目片岡仁左衛門』も上映されます。「とても面白い」のに、長さの理由で上映される機会が少ない作品として知られている『歌舞伎役者 十三代目片岡仁左衛門』も、是非この機会に全編ご覧ください。なお、こちらの作品は2月21日(土)から3月13日(金)までの上映予定となっております。




関連リンク: 
『Beauty うつくしいもの』 公式サイト



文責:ホームページチーム・レイチェル

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