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『のんちゃんのり弁』緒方明監督、来名キャンペーンレポート

Noriben2_2 「のんちゃんのり弁」は、31歳主婦の永井小巻が繰り広げるハートフルお弁当ムービー。
昨今、お弁当が脚光を浴びていますが、その人気は今や、弁当男子やキャラ弁などお弁当用語が誕生するまでに!この映画を観ると、貴方も今日からお弁当を作りたくなるかもしれません。お弁当、いや、「のり弁」を通して伝わる温かさやぬくもりをぜひ劇場にて体感してください。

Kantoku4 今回は、公開中の「のんちゃんのり弁」の緒方明監督に映画にまつわる想いや苦労話をお聞きしました。




人気コミック入江喜和さん原作の漫画「のんちゃんのり弁」(講談社「モーニングKC」所載)を映画化した本作は、「個性的」なキャラクターが次々と登場します。下町でひたむきに生きる彼らはどこか憎めず、思わず応援したくなるほど!「身近にいると絶対嫌だけど、映画だと魅力的な人物っていますよね。その魅力的な人物を造形していって、さらに俳優の魅力と愛まったときに映画は名作になります。物語そのものより、登場人物が活きる、こい人物が右往左往する作品を撮ってみたかったです。」と、本作にこめた意気込みを、監督は教えてくれました。



Kantoku3 「作り手の思い込みだけで自分探しをしている映画が多い中、この作品では、主人公小巻と同年代の女子を“叱咤激励”をしよう!という想いで作りました。嫌われてもいいから、ちゃんと小言をいう、次のステップに進む道を示す、『あなたを見ているとハラハラするよ』という、愛情をもって怒ることをきちんと伝えたかったです。」と、語る監督からは熱い想いが伝わってきます。



Kantoku2 さらに、本作をつくる上での苦労話も聞かせてくれました。「映画の料理って地味に(笑)大変です。劇中にサバの味噌煮が登場しますが、夏にサバはなかなか入手しにくいので築地から高いサバを取り寄せていました。映画を観た人から『サバ味噌美味しそうでした』と言われると嬉しいですね。たくさんサバの味噌煮を見すぎて(食べ過ぎて?)自分でまったく判断つかなくなっていますから。」と、当時の苦労したエピソードも教えてくれました。この部分、一体どんなシーンで登場するのでしょう?



これまでオリジナル作品を撮りつづけてきた監督ですが、「今回はオリジナルではなく、原作ものをやってみたいと考えていました。それをきっちりと撮る、という監督として能力をだすということにも挑戦みたかったです。」と、監督業についての意気込みも十分!



10月3日には、緒方監督の舞台挨拶も予定していますのでご期待ください!




決めた。お弁当屋開く!



永井小巻(小西真奈美)は東京下町育ちの31歳の主婦。年下のダメ亭主・範朋に愛想を尽かし、離婚届をつきつけ、娘のんちゃんと共に母・フミヨのいる実家の京島に出戻った。
のんちゃんを幼稚園に入れ、まずは仕事を探し始めるが、長年主婦で、キャリアなし、職なし、おまけに社会常識もない小巻に社会は甘くはなかった。受ける面接は次々と断られ、かつての同級生であり、のんちゃんの幼稚園の先生でもある、玉川麗華の紹介で時給2000円で水商売のバイトをはじめるも、セクハラにあい、喧嘩の末に辞めてしまう。なかなしの貯金も底をつき、日々の生活は苦しくなるばかり…。どうにかしたいという思いだけが空回りし、自暴自棄寸前だ。さらには、範朋が現れて、離婚には絶対に応じないと主張。小巻やのんちゃんの周りをうろつくようになる。一方で小巻は、初恋の同級生・川口建夫と16年ぶりに再会し、お互いに惹かれあっていく。



主人公を演じるのは、映画、テレビ、CM等幅広く活躍する実力派女優・小西真奈美さん。下町育ちの向こう見ずな子持ち女子という、はっちゃけキャラを見事に演じ、圧倒的や存在感で新境地を切り開いています。脇を固めるのは、倍賞美津子さん、岸部一徳さん、岡田義徳さん、村上淳さん、山口紗弥加さんら演技派俳優です。



Kantoku4_2 本作では、「かもめ食堂」「めがね」などでも活躍するフードスタイリスト・飯島奈美さんも緒方組の一員として映画に携わっています。「この作品の中には77品目の料理が登場します。タイトルにもあるのり弁もオリジナルレシピですし、美味しくて簡単なオリジナルレシピを開発しないといけない。大変だったと思いますが、彼女はのり弁にしてもサバの味噌煮にしてもたくさんオリジナルレシピを開発してくれました。」と、飯島さんについて絶賛。シンプルだけどとても凝っているお弁当も見所の一つです。

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監督は、名演小劇場にも足を運んでくれました。劇場には監督の直筆サインも展示中です!是非、階段に掲示されているポスターにもご注目ください。




Kantoku1_3 監督・脚本  緒方明
1959年生まれ。佐賀県出身。CMやミュージックビデオ、ドラマなどを多数演出し、90年代には「ETV特集」、「驚きももの木20世紀」など、テレビドキュメンタリーを中心に活躍。作品本数は100本を超えます。2000年「独立少年合唱団」で長編スクリーンデビューし、この作品は、第50回ベルリン国際映画祭コンペ部門で新人監督賞にあたるアルフレッド・バウアー賞を受賞しました。続いて、中年男女の不器用な恋を描いた「いつか読書する日」(2005年)は、モントリオール世界映画祭審査員特別賞ほか国内外で多くの映画賞を受賞しています。



関連リンク:
『のんちゃんのり弁』  公式サイト



文責:ホームページチーム・レイチェル

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