フランス映画祭 3日目 『テルマ、ルイーズとシャンタル』 THELMA,LOUISE ET CHANTAL
『テルマ、ルイーズとシャンタル』 THELMA,LOUISE ET CHANTALを観てきました。
50代の女性3人のセンチメンタル・ジャーニー。3人の旅路は果たして?!
ガブリエルとネリーとシャンタルは、昔の恋人の結婚式に出席するために、ラ・ロシェルへと旅にでます。 『テルマ&ルイーズ』とまではいかないもののタイプの違う3人の旅路はハチャメチャ、愛すべき大御所女優たちの悲しくも可笑しいロードムービーです。
初監督作品となるブノワ・ペトレ氏は、自分の母親とその友人たちをモデルに本作を製作。パワフルな母親たちの生き方をイメージしながら作り上げたそうです。
撮影中にはモデルとなった3人が遊びにきたそうなのですが、自分たちの映画ができて嬉しいと喜んでいらっしゃったとか。
上映終了後は、女優ジェーン・バーキンさん、監督ブノワ・ペトレさん、そして「FIGARO japon」編集長西村緑さんのティーチインが行われました。
『鬱病の母親であったり、いつもシリアスな役を演じてきたので、本作のようなコメディはとても楽しかった』と話していたジェーン・バーキンさん。
楽しい役だったようですが、会場のみなさんに伝えておきたいこととして『死ぬほどダザイ格好をしているけど、私はこの映画に出てくるような衣装は普段は着ませんよ。あしからず…』と笑いながら力説されていました。
長編第1作でいきなり大先輩の女優3人と仕事をすることになったブノワ監督。会場からは『難しくなかったのか?』との質問が。
『テルマ、ルイーズとシャンタル』 THELMA,LOUISE ET CHANTAL
監督:ブノワ・ペトレ
製作:ヴェラーヌ・フレディアーニ、フランク・リビエール
撮影:ステファン・マシス
出演:ジェーン・バーキン、キャロリーヌ・セリエ、キャトリーヌ・ジャコブ
2010年 /フランス/35mm/カラー/ドルビー/90分
文責:ホームページチーム レイチェル
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