「エクレール お菓子放浪記」のチャリティ試写会ご報告
『エクレール お菓子放浪記』のチャリティ試写会が5月24日に行われました。
当日は、上映前に製作委員会代表の鳥居氏、本作に出演されていらっしゃるいしだあゆみさんによる舞台挨拶が行われました。また、林隆三さん、石巻市長のDVDメッセージも上映され、会場では東日本大震災のための義援金受付も行われました。
平日の昼間に関わらず多くの方にご来場いただき、まことにありがとうございました。
製作委員会代表の鳥居氏
東日本大震災の支援について、そして映画の中の印象的なシーンについて方ってくださったいしだあゆみさん。
『エクレール お菓子放浪記』は、撮影地が震災前の石巻市ということもあり東日本大震災前の石巻の風景と、この映画作りを支えた宮城県の皆さんの心を大勢の方に届けよう、という趣旨で義援金受付や試写会が行われました。
この日の義援金受付では、152,253円が集まりました。集まった義援金は、中日新聞社会事業団へ送金させていただいたことをここにご報告いたします。
みなさまのご協力、心より感謝申し上げます。
未来に残したい、子供に伝えたい、お菓子が紡ぐ希望の物語
『エクレール お菓子放浪記』
お菓子は不思議な力をもった食べ物です。ごはんやパンと違って、それを食べなくても決して私たちは死ぬことはありません。しかし、ひとたびお菓子を口にすると、口の中から更には胸いっぱいに拡がるその不思議な力が、人の心をやさしく豊かにしてくれるのです。そんなお菓子を題材にした感動の物語が誕生しました。映画『エクレール・お菓子放浪記』は、様々な出会いと別れを繰り返し、戦中戦後を必死に生き抜いていくアキオ少年の姿を通して、いわばお菓子への憧れを平和への希望にまで昇華したとも言うべき作品です。
原作は、小説家・西村滋の自伝的作品『お菓子放浪記』。読む者に静かな感動を与え続け、初版以来35年にもわたって読み継がれるロングセラーになっています。
【監督】近藤明男(『ふみ子の海』)
【原作】西村 滋(「お菓子放浪記」理論社刊/文庫版「お菓子放浪記」講談社文庫)
【出演】吉井一肇(新人)、早織、遠藤憲一、高橋惠子、林隆三、いしだあゆみ
【配給】マジックアワー+『エクレール・お菓子放浪記』全国配給委員会
2011/カラー/ビスタビジョン/105分/ステレオ/日本
本作は、7月23日(土)より名演小劇場にて公開予定です。
文責:レイチェル
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