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2017年1月

間もなく終了!『トマトのしずく』舞台挨拶レポート

1月21日(土)『トマトのしずく』の舞台挨拶を行いました。


現在公開中の『トマトのしずく』にて、1月21日(土)榊英雄監督にお越しいただき、舞台挨拶を行いました!司会は、映画パーソナリティー松岡ひとみさんです。


俳優・監督・プロデューサーと様々な顔を持つ榊監督。撮影は2010年、完成は2011年、そしてお蔵出し映画祭での上映を経て、劇場公開は2017年と熟成期間が図らずも設けられた本作。劇場公開まで期間が空いたからこそ、何回も見返すこととなりより練り上げる時間ができたそうです。資金を集め追撮もしたとのこと。他にも制作者ならではの貴重なお話をしていただけました。一部お伝えします。





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◎縁がある愛知、名古屋



榊監督
:皆さん、こんにちは。『トマトのしずく』、監督の榊英雄です。ようやくタイミングがあって挨拶することができます。よろしくお願いします。


松岡さん:ありがとうございます。監督は俳優さんでありプロデューサーであり、お忙しいですよね。

榊監督:裏方気質的なものもあると思います。本当に自分がやりたくて監督業であり、プロデューサー業であり、妻(榊いずみ)が音楽をやっているので、ツアーの時は物販を売ったり、ギターを運んだり運転したりしてますよ。名古屋も年に2回くらい、ツアーで来ますね。

松岡さん榊いずみさんは今回主題歌も歌われていますね。

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榊監督
:たまたま僕、今、尾張一宮というところで映画の撮影に関わっているんですよ。今回はプロデューサー兼出演なので、その合間にスケジュールを調整していただいたおかげで来れたんですけど。
それで、今撮影中なんですが、なんと僕の亡くなった父の兄弟に何十年ぶりくらいに会う機会を今回もらったんですよ。いとこやおじさんに久しぶりに会ったり。名古屋近辺に住んでいることは知っていたんですけど。

撮影の合間にお話したら、僕の父が円頓寺(監督は、メ~テレのドラマ「まかない荘」の撮影で行かれたことがあるそうです)の床屋さんで修行をしていたってことがわかったので、僕も縁が全然ないわけではなくて、父の修行時代がそこだったりとか。
親戚もいるので、そういう意味では愛知、名古屋って大事で、縁もあります。


松岡さん:ものすごく近づいた感じしますね。


榊監督:不思議ですよね、親戚とも会えたし、撮影もできたし。父との歴史…って物心ついた時から始まったものですけど、話していない時期もあったので。どうやって生きて死んだのかわからないまま今に至るんですけど。
この映画も元々、僕と親父の関係…っていうと変ですけど。それをちょっと娘と父親の関係にして書いた脚本がこれだったんです。
亡くなって7、8年ですけど、ちょっとした諍いで…。孫が出来て、僕にとっては娘ですけど、父に抱っこさせたいなって思った時、電話で口喧嘩をしてしまいまして。“二度と会わねぇ、バカ野郎”ってガシャって切ったらそれが最後になってしまいまして。

松岡さん:えー!

榊監督:あーしまったな、ちょっとした感情で諍いになって、…人間よくあることだけど…。(それが)澱のように残っているわけですよ。そのことの後に『誘拐ラプソディー』とか撮ったりするんですけど、俺としては、あの時の電話の応対が未だに残ってはいたので、多分その影響があり、脚本を書いた時にまずその想いをそこにブチ込んだんですよね。

劇中、親子の関係性の中で大事になツールというか、ひとつのキーワードがあるんですけど、そのキーワードが僕にとっても親父との想いでもあるんですよね。それは観て頂かな
いと話せないんですけど。

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                   ポスターにサイン中の榊監督。

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◎普遍的なテーマ

松岡さん(7年前に撮られたものであるという話を受けて)どうしても7年前のものでその時の旬のネタが入っていたりすると、ん?って思うこともあるんですけど、これはもう普遍的で家族の物語ですから、また10年経って(観たら)違う目線で観られるのかなって。今度石橋さんくらいの歳になったら、また違うのかなとかいろいろ考えながら…。
ずーっと、ずっと大事にしたい家族の物語だなって。

榊監督:普遍的ですよね。元々僕自身がこういうホームドラマというか家族的な映画を撮ることが…自主映画ではずっとこういうものを撮っていたんですよ。

松岡さん:そうなんですか?

榊監督:逆に『捨てがたき人々』『木屋町DARUMA』の方が、初挑戦みたいなものだったので、そういうものを撮るイメージで見られている中で『トマトのしずく』が公開されたので、“あれ、どうしたの榊くん”っていうのはあったんですけど(笑)
元々僕は小津監督が大好きで、『秋刀魚の味』とかがベストワンなので。そういうものに僕の中の感情が動くことがあったので、自主映画でひたすらそれを撮っていた時期があったんですよ。

松岡さん:そうなんですね。『木屋町DARUMA』『捨てがたき人々』の前ですもんね、『トマトのしずく』の撮影は。

榊監督:全然前です。

松岡さん:でも先に公開したものがちょっと激しい…。

榊監督:ピンクも撮りましたし。

松岡さん:なので、えーって驚く方はいたかもしれない。

榊監督:ジャンルがバラバラだと思います。

松岡さん:ふり幅がすごい広いですよね。

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                                                                                ©2012ファミリーツリー



松岡さん小西さん吉沢さん、そして何と言っても石橋さんが…。

榊監督蓮司さんは素晴しい素敵な俳優さん。大先輩であるし。自分が結婚パーティーを10年前にした時に最後の挨拶の締めを蓮司さんがやってくれたんです。
東京のお父さんみたいな感じなので。僕と亡くなった父が蓮司さんと同級生なんですよ。それもあり、憧れもあり、そういう蓮司さんとコミュニケーションがありながら、“こういう映画を撮りたいんですけど、蓮司さんお願いします”って言ったのがこの企画だったんですよ。

松岡さん:そうだったんですね。

榊監督:ただ、現場ではコテンパンにやられましたけどね(笑)

松岡さん:コテンパンとはどういう風に?

榊監督:“こういう風な芝居をして欲しいんですよ”、“こういう風なっていうのはどういう意味だ?分からない。ちゃんとお前がどういう想いのでやりたいのか説明しろ”。そういう禅問答のように、父が息子を鍛えるかのような。

蓮司さん流の僕らに対しての愛情もあり。当時、蓮司さんは60代後半で僕は30代後半。人間に対しての洞察とか物事に対しての感覚とかつくづく学びまして。そんな簡単に人間は切り取れるものではない。だから、そういうことの見方を持ってないとお前、太刀打ちできないぞって途中からまた説教になりまして(笑)




◎家族でつくった家族の映画



榊監督
:映画をもうちょっと良くする為に、全体の撮影が終わって完成したのに取り直したとこがあったりして。どれが追撮かは分からないと思います。
ぜひ、映画が終わってエンドロールが流れて劇場が明るくなるまで、観ていただきたいと思います。それが最後のメッセージでもありますし。


松岡さん
:(追撮)は今回の公開に向けてされたってことですか?


榊監督
:2010年に撮影して、2011年に完成はしたんですけど、権利の問題で作品が眠っている間に何回か見返すじゃないですか。どんどん自分自身で見えてくるところがあって。あ、もうちょっと蓮司さん扮する父さんの顔が見たいとか。一人でどう暮しているかの描写が足りないなとかってなった時に、ただでさえプロデューサー問題や予算問題などで苦しいのに、尚且つ僕もう一回予算を集めて追撮をして完成をさせたんですけど。
そういう意味では、僕自身が100%プロデュース、家族でつくった映画ですし。妻が歌い、子供も育んだ中でできた映画だったし。自分が作った会社の一本目の映画でもあったので、余計に意地を持って完成させて公開させたかったのがこの映画だったんです。

映画を観た後に、ふっと誰かの顔をちょっと思い出せれば映画の意味があるのかなと思っています。




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榊英雄監督
松岡ひとみさん、ご来場くださいました皆さま、ありがとうございました!!



こちらの舞台挨拶の様子を※C2[シーツー]WEB版でご覧頂けます。

★こちらです→『トマトのしずく』名古屋舞台挨拶REPORT

C2[シーツー]WEB版について
FREEPAPER  C2[シーツー]ダイジェスト版に入りきらない映画情報が満載!なのが、C2[シーツー]WEB版です。FREEPAPER  C2[シーツー]ダイジェスト版とは、リバブックが発行する名古屋発唯一の映画のフリーペーパーです。
毎月1日発行で愛知・岐阜・三重・北陸・浜松の劇場を中心に、DVDショップ・CD・レコード店・書店・美容室・CLUB・CAFE・BARほかで配布しています。(当館でも配架しております。)東海地区の映画に関する情報がまとめて得られる大変便利なフリーペーパーです。







『トマトのしずく』2月3日(金)まで間もなく終了です!ぜひぜひ、ご来場くださいませ♪






関連リンク:『トマトのしずく』






文責:エヴァラーユ






 

第89回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート記念アンコール上映決定!『幸せなひとりぼっち』

昨年末から年明けにかけて人気を博した『幸せなひとりぼっち』
この度、第89回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート記念を記念して、アンコール上映が決定しました!




スウェーデン映画史上記録的大ヒット!
国民の5人に1人が観た国民的映画
「人は一人で生きられるのか」を問う感涙必至のヒューマンドラマ



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                                 (C)Tre Vänner Produktion AB. All rights reserved.





愛する妻を失い、哀しみにくれるオーヴェ。一人きりで生きる人生に希望を見出せず、墓参りの度に失意を募らせていた。
そんなある日、隣の家にパルヴァネ一家が引っ越してくる。車のバック駐車、病院への送迎、娘たちの子守・・・困惑するオーヴェのことなどお構いなしに、次々と問題を持ち込むうっとおしい隣人とはケンカばかりの毎日を送っていたが、それはいつしか日課となり、かけがえのない友情となる。
そして、オーヴェの凍てついていた心は少しずつ溶きほぐされ、愛する妻との思い出を語り始めたのだった―――。





『幸せなひとりぼっち』

1月28日(土)~2月3日(金)  連日19時より






見逃していた方も、もう一度ご覧になりたいという方、ぜひぜひお越しくださいませ♪






関連リンク:『幸せなひとりぼっち』





文責:エヴァラーユ

1月21日(土)『トマトのしずく』舞台挨拶のご案内

1月21日(土)『トマトのしずく』舞台挨拶を行います!




幸せになあれ。



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                                        ©2012ファミリーツリー



これから、家族をつくる人へ。
これからも、家族に寄り添いたい人へ。
そんな貴方にお届けする物語。





1月14日(土)より公開中『トマトのしずく』にて1月21日(土) 榊 英雄監督の舞台挨拶が決定しました!


1月21日(土) 『トマトのしずく』

①13時30分の回  上映前


登壇者:榊 英雄監督   



※やむを得ず変更・中止になる場合がございます。あらかじめご了承ください。





俳優としても活躍されている榊監督。本作はご自身の父親との思いからつくられたオリジナル作品です。ぜひ、お出かけ下さい。





関連リンク:『トマトのしずく』




文責:エヴァラーユ





1月14日(土)より公開『トマトのしずく』初日入場者プレゼントのご案内

新年を迎え10日ほど過ぎ、ここ数日は冷え込みが厳しくなってまいりました。皆さま、あたたかくしてお過ごしください。
本年もご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

さて、2017年一番最初のお知らせは、家族の絆を描いた本作です。


1月14日(土)より公開『トマトのしずく』にて入場者プレゼントを行います!



いつかきっと分かりあえる。
ただひとりの父と娘だもの。

Photo                                       ©2012ファミリーツリー

想いは、言葉にしなければ伝わらない───。
いじっぱりで素直になれない娘と口下手で不器用な父との葛藤、絆、そして家族の愛を描いた物語。





1月14日(土)より公開、 『トマトのしずく』を初日にご鑑賞のお客様へ先着でカゴメ<あまいとまと>ジュースをプレゼント!!
甘さがきわだち、酸味ひかえめ。糖度10、完熟トマト6個分を使用し、ぎゅっと濃縮したジュースです。(砂糖・食塩無添加)

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※カゴメ株式会社より提供して頂きました。   


自分の家族のことを想わずにはいられないあたたかな作品です。ご来場をお待ちしております♪







関連リンク:『トマトのしずく』
        カゴメ株式会社





文責:エヴァラーユ





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