イエロー・ハンカチーフ

第14回シネサロンセミナー 『幸福の黄色いハンカチ』と山田洋次監督

映画『幸福の黄色いハンカチ』『イエロー・ハンカチーフ』の公開を記念して、第14回シネサロン・セミナー『「幸福の黄色いハンカチ」と山田洋次監督』開催します。講師に愛知淑徳大学の講師であり映画評論家でもある吉村英夫をお迎えし、日本版『幸福の黄色いハンカチ』と洋画版『イエロー・ハンカチーフ』の魅力にせまります。開催日時は、6月5日(土)の午後1時15分~3時15分です。場所はホテルコムズ名古屋(旧 三井アーバンホテル名古屋)となります。先着80名様、参加費は無料です。聴講希望のお客様はお早めに名演小劇場までご連絡ください。



日本映画史に残る名作「幸福(しあわせ)の黄色いハンカチ」がアメリカで甦りました!



『イエロー・ハンカチーフ』

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もし、まだ待っていてくれるなら、
家の外に黄色い帆を結んでおくれ…



日本アカデミー賞最優秀作品賞ほか主要6部門を独占、1977年度の映画賞を総なめにした日本映画史に残る名作、山田洋次監督作品『幸福の黄色いハンカチ』。この作品ををハリウッドがリメイクしました。プロットはそのまま、ロケーションをアメリカ南部に移して、約束の地・ニューオリンズを目指す新たな旅が始まります。

Y2 アメリカ南部。鬱屈した気持ちを抱えていた若い娘・マーティーンは、変わり者の青年・ゴーディにドライブに誘われ、自暴自棄気味にそれに応じます。二人はミシシッピー川のほとりに佇む中年男・ブレッドと知り合い、ひょんなことから車に乗せることになります。ブレッドは6年の刑期を終えて出所したばかりでした。そして彼には、ニューオリンズに行って確かめなければならないことがあったのです・・・。

世界で唯一、6度のアカデミー賞を受賞しているプロデューサー、アーサー・コーン。本作の企画は、2003年に『幸せの黄色いハンカチ』のリメイク権を獲得した彼が、山田洋次監督と固い握手を交わした2007年に始まりました。

主人公ブレッド役にはアカデミー賞主演男優賞受賞のウィリアム・ハート。ブレッドの帰りをひたすら待つ妻メイ役には、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』の演技派マリア・ベロ。ブレッドと旅することになる若いカップルには、今や『トワイライト』シリーズのヒロインとして、全米で大人気をあつめるクリステン・スチュワートと、『美しすぎる母』での好演も記憶に新しい成長株エディ・レッドメイン。



『幸せの黄色いハンカチ』

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もし、俺を待っていてくれるなら、
庭の竿の先に黄色いハンカチを結んでくれ…



1977年10月に公開され、あらゆる世代の観客を集め大ヒットを記録。その年の映画賞を独占した、日本映画史に残る名作が、山田洋次監督自らのゴーサインによってデジタルリマスターされ、33年ぶりにスクリーンに還ってきました。

釧路から網走、阿寒、そして約束の地・夕張へ。北海道の四季折々の美しい風景と共に、想い出のラストシーンでスクリーンいっぱいに広がる黄色いハンカチが、今色鮮やかに甦ります。

失恋してヤケになっていた鉄也は新車を買い、傷心を癒すために車で北海道を旅していました。一人旅の女の子。朱美をナンパすることに成功しドライブを続けている最中、二人は海岸で島勇作と知り合いになります。旅をともにすることになった三人ですが、島が無免許運転で捕まった際に、彼が網走刑務所を出所したばかりだと分かります。島は過去を語り始めます。愛する妻・光枝がいたこと、夕張に住む妻に、出所直後一通の葉書を出したことを…。

高度成長期、オイルショックを経た70年代後半に封切られた『幸福の黄色いハンカチ』は、飽食の時代に突入しつつあった日本人の心に“自分を信じること”“人を思いやること”の大切さを思いださせてくれました。そして、日本人全体の興味、関心が海外に向けられていた時代に、今一度、日本のすばらしさを気付かせてくれた映画でもあります。




Seminar 名演小劇場 第14回 シネサロン・セミナー

映画『幸福の黄色いハンカチ』『イエロー・ハンカチーフ』公開記念セミナー

『「幸福の黄色いハンカチ」と山田洋次監督』

日時:6月5(土) 午後1時15分~3時15分(受付は15分前より)

場所:ホテルコムズ名古屋(旧 三井アーバンホテル名古屋) 

募集人員:先着80名様

参加費:無料

講師:吉村英夫氏(よしむらひでお氏)

1940年三重県生まれ。早稲田大学教育学部国文科卒業。早稲田大学映画研究会に所属。三重県での高校国語科教師を経て、1997年から大学で映画講座を担当。元三重大学非常勤講師(1997~2006)。愛知淑徳大学文化創造学部教授(2007~2010)、現在愛知淑徳大学講師。映画評論家。一行詩提唱者。主な著書『麗しのオードリー』(講談社)、『老いてこそわかる映画がある』(大月書店)、『山田洋次<学校>が語りかけるもの』(かもがわブックレット)、『寅さんのひと言』(河出書房新社)、『完全版「男はつらいよ」の世界』(集英社文庫)、『山田洋次を観る』(リベルタ出版)、『一行詩〈家族〉』(講談社文庫)、『チャップリンを観る』(草の根出版会)、近刊に『山田洋次を観る』(リベルタ出版)ほか。

主催:株式会社 名演会館・名演小劇場

お問い合わせ番号:052-931-1701




関連リンク:
『イエロー・ハンカチーフ』公式サイト



文責:ホームページチーム・レイチェル

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