『あの夏の子供たち』公開記念 ブレッツカフェクレープリー名古屋タワーズプラザ店のコラボメニューのご紹介
今回は「フランス・フィルム・フェスティバル 2010」の第一弾作品『あの夏の子供たち』の公開を記念しまして、「ブレッツカフェクレープリー名古屋タワーズプラザ店」さんとのコラボレーション企画をご紹介!
映画にちなんだコラボメニューはこちら。
Menu de Bretagne( 「ムニュードブルターニュ」)1.980円
こちらのメニューの実施期間は、7月1日(木)~31日(土)までの期間限定です。
名演小劇場で『あの夏の子供たち』をご覧いただいたお客様にコラボメニューが10%オフになるチケットをプレゼント。
また、「ブレッツカフェクレープリー名古屋タワーズプラザ店」にてコラボメニューを注文されたレシートを劇場に持参いただくと、映画料金を割引します。(対象は、当日一般料金から200円割引。レシートをご提示いただくと、当日一般料金1,800円のところ1,600円でご覧いただけます。)
是非この機会に、フランス映画とともにコラボメニュー「ムニュードブルターニュ」
もご賞味ください。
「ブレッツカフェクレープリー」のホームページからも詳細情報をご覧いただけます。
http://www.le-bretagne.com/index.htm
『あの夏の子供たち』
パリの街を携帯電話を片手に足早で歩く、映画プロデューサーのグレゴワール・カンヴェル。映画製作会社ムーン・フィルムを経営する、映画愛とユーモアに満ちた魅力ある彼は、殺人的な仕事量さえも楽しんでいるかのようだった。仕事にも情熱を注ぎながらも、家に帰れば家族を愛する良き父親であるグレゴワールは、週末は妻シルヴィアと3人の娘たちと共にパリ近郊の別荘で過ごしていた。思春期の長女クレマンス、父親譲りのユーモアを持つ次女のヴァランティーヌ、末娘のビリー。今週末も一家は幸せなときを過ごしていた…。
人生は愛すべきもの、
愉しくて美しいもの。
尊敬していた映画プロデューサー、アンベール・バルザンの自殺という、監督の実体験から生まれた本作。ミア・ハンセン=ラブ監督は、映画の随所に彼への想いを漂わせながらも、決して感傷に走ることなく、言葉にならない感情を映像に託しました。
父親の自殺というシリアスなテーマを、光溢れる瑞々しい映像の中に潜ませた巧みな演出が高く評価され、2009年カンヌ国際映画祭《ある視点部門》審査員特別賞に輝いた『あの夏の子供たち』。物語は、父喪失の悲しみを健気に乗り越えようとする、母と3人の娘たちの再出発への道を、まぶしいパリの夏の陽光と共に描き出していきます。
夫の死後、会社の立て直しを決意する、控えめながら気丈な母。父の死を受け止める手段を探す長女。父の残した温もりを求める次女。父の死をまだ理解することの出来ない末娘…。それぞれが絶望の中で葛藤しながらも、心を寄せ合いこの悲劇を受け止める姿が胸を打ちます。
更に、映画を象徴するかのように使われる名曲「ケ・セラ・セラ」。ヒッチコックの『知りすぎていた男』(56)でドリス・ディが歌い、アカデミー賞主題歌賞を受賞したこの懐かしいメロディーが、ラストの感動をいっそう盛り上げてくれます。
関連リンク:
『あの夏の子供たち』公式サイト
文責:ホームページチーム・レイチェル