『英国王のスピーチ』が第83回アカデミー賞で作品賞など4冠を獲得!
劇場にて公開中の『英国王のスピーチ』(原題:King's speech)が、第83回アカデミー賞で作品賞、監督賞(トム・フーパー監督)、脚本賞、主演男優賞(コリン・ファース)の4冠を獲得しました!
英国史上、もっとも内気な王。
監督:トム・フーパー
出演:コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム=カーター、ガイ・ピアース、ティモシー・スポール
2010年 イギリス=オーストラリア 118分
配給:ギャガ
『英国王のスピーチ』は、吃音に悩む英国王ジョージ6世が自らを克服し、国民に愛される本当の王になるまでを描いた感動の実話です。
子供の頃から吃音に悩み、内向的で無口、そんな弱気な男が国王に―。その人物とは現在の英国女王エリザベスの父、ジョージ6世のこと。何人もの言語聴覚士の治療をうけても改善しない夫を心配して、妻のエリザベスはスピーチ矯正の専門家ライオネルを訪ねます。固く閉ざされた心に原因があると気付いたライオネルは、独自の治療法とその性格で、国王の気持ちを解きほぐしていきます。折りしもヒトラーの率いるナチスドイツとの開戦を余儀なくされ、揺れる国民は王の言葉を待ち望んでいました。ジョージ6世は国民の心をひとつにすべく、渾身のスピーチに挑むのですが…。
~Family tree(家系図)~
(映画『英国王のスピーチ』チラシより)
ジョージ6世に扮するのは、『シングルマン』『ブリジット・ジョーンズの日記』『ラブ・アクチュアリー』のコリン・ファース、彼の妻に『アリス・イン・ワンダーランド』『ファイト・クラブ』のヘレナ・ボナム=カーター、セラピスト・ライオネルには『シャイン』『エリザベス』のオスカー俳優、ジェフリー・ラッシュという、名だたる演技派が顔をそろえました。監督には、主にテレビ作品を手がけ、エミー賞やゴールデン・グローブ賞に輝くトム・フーパー。
ごく普通の人間と同じように、欠点や弱みを抱えた男が、王になるために必要なものは何だったのでしょうか。そこには私たちを励ますポジティブなメッセージが隠されています。
現在、名演小劇場では『英国王のスピーチ』を1日、5回上映しております。各回完全入れ替え制、定員制をとっております。途中入場はできませんので、上映時間をお確かめの上、ご来場ください。
映画ファン感謝デー(毎月1日)、木曜日(女性デー)、土・日・祝日などは、大変な混雑が予想されます。どうぞ、遠方からいらっしゃるお客様は、お早めに劇場へおいで下さい。
スタッフ一同、劇場にてお待ちしております。
関連リンク:
『英国王のスピーチ』公式サイト
文責:ホームページチーム・レイチェル