4月18日(土)より公開、第87回アカデミー賞外国語映画賞受賞を記念『イーダ』特別上映のご案内
第87回アカデミー賞外国語映画賞受賞を記念して『イーダ』を上映いたします。
© Phoenix Film Investments and Opus Film
ポーランド、1962年。戦争孤児として田舎の修道院で育てられた見習い尼僧アンナ。
修道女になるための準備をしていた彼女は、ある日院長に呼ばれ、自分が天涯孤独の身ではなくおばのヴァンダがまだ生きていることを知らされる。唯一の親類にもかかわらず修道院にいた自分を一度も訪ねてこなかったおばに興味を持ったアンナは、修道女になる前に彼女に会って来てはどうかという
院長のすすめに従い、ヴァンダのもとへと向かう。
アンナと初めてあったヴァンダは、開口一番衝撃的な言葉を投げかける。「あなたはユダヤ人なのよ。
本名はイーダ・レベンシュタイン」。それはアンナ/イーダが初めて知る事実だった。ヴァンダは検察官を務めている勝気な女性だが、アルコールとセックスに溺れ過去の辛い記憶を心の中に秘めている様子だった。
来訪を終えたイーダは一度は彼女に別れを告げたが、駅の待合室にいた彼女のもとにヴァンダが現れ、彼女を自宅へと連れ帰るのだった。
4月18日(土)~4月24日(金)
『イーダ』 ①12時35分~
当日一般:1,300円、学生・シニア:1,000円
※4月25日(土)以降の時間割は当館HPでご確認頂く、もしくは劇場までお問合わせください。
どこを切り取っても各シーンが一枚の絵画の様に綺麗な作品です。現在上映中の『パプーシャの黒い瞳』も同じく女性が主人公の大変美しいモノクロ映画です。また、ふたつともポーランドの映画という共通点もあります。合わせてお楽しみになってみてはいかがでしょうか。
『パプーシャの黒い瞳』 ©ARGOMEDIA Sp. z o.o. TVP S.A. CANAL+ Studio Filmowe KADR 2013
関連リンク: 『イーダ』
『パプーシャの黒い瞳』
文責:エヴァラーユ